◆高速CTとは
CTの進歩はめざましく、1回1回息止めをしていた時代から一回の息止めでらせん状にイメージを取っていくCTへと変化をとげ(ヘリカルCT 高速CT)、現在では検出器を複数備えた(8列
16列 64列)MDCT(マルチディテクトCT、超高速CT)が主流となっています。
当院ではマルチディテクトCT(16列 TOSHIBA Aquilion)を導入しております。
いままでは冠動脈を調べるには、冠動脈造影検査(心臓カテーテル検査)というものを行い、足の付け根ないしは手首から心臓までカテーテル(細長い管)を挿入し検査をしなくてはいけませんでした。しかし、CTの性能がよくなり、現在は心臓まで管を入れなくても冠動脈の評価ができるようになりました。当院ではマルチディテクトCTを導入しCTによる冠動脈造影を行っています。万が一それにより冠動脈狭窄(狭心症)が疑われた場合には病診連携を行っている心臓専門病院に御紹介いたします。
【どこの部位が撮れるのですか?】
脳、脳血管、頸動脈、頭蓋骨、肺、肺塞栓、心機能解析、肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、大血管、下肢動脈、
頸椎、腰椎など、心臓のみならず各部位の撮影が可能です。しかし得手不得手があり、RIを撮る方が診断の価値が高い場合もあります。
【検査時間の短縮】
従来のCTより検査時間の短縮が可能になりました。例えば胸部の場合は10数秒で撮影ができ、1回の息止めで検査が終了となります。このように検査時間が短縮されることで、検査の待ち時間も少なくなり、患者様にはより快適に検査に望んでいただくことが可能になりました。
【放射線被曝の低減】
当院のMDCTは、不必要な放射線被曝が無いよう被曝量が低下されるよう調整するシステムが組み込まれています。この事により、かなりの部分で放射線被曝を低減できます。
検査をからだにやさしく行うことが重要です。
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